UTA TO WAKARE.

傷ついても陽を浴びた要約がある

夜のピアノ

昨年末の紅白で、上沼恵美子のラストのコメントを聴き、咄嗟に思い出したのが、たかじんが死んで一発目の上沼・高田のクギズケ!での上沼さんの語りのことだった。

YouTubeをdigっているとその時の録音をみつけた。聴きながら、三ヶ日だというに思わず震えるほど泣いてしまった。

たかじんがシンガーだったという上沼さんの追悼の言葉はその通りだと思う。上沼さんは言う。「たかじんさん、私は関西ローカルタレントです。あなたもそうでした。たかじんさん、あなたは、ほんまのほんまのとこ、紅白出たかったでしょう。東京が嫌いやとかどうとか口では言うてらっしゃったけど。来世であなたが紅白に出たら、その時私は司会を…」

たとえば、「夜のピアノ」。
どう考えたって素晴らしい歌じゃないか。

たかじんが死んで丸6年。俺は、部活を辞めて引き篭もってた高2の冬の二ヶ月間、あなたの番組でどれほど救われたか知らない。

 

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