UTA TO WAKARE.

傷ついても陽を浴びた要約がある

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

散文という要求

韻文への態度がまだずっと牧歌的であり得た時代があったとして、そのさなかから散文への矜持と餓えを内包させていた者たちだけが、彼らの書き残したもののなかになお息継ぐことを可能たらしめている。個々の独立した詩行をひとつ、またひとつと数え上げる仕…