UTA TO WAKARE.

傷ついても陽を浴びた要約がある

2017-08-10から1日間の記事一覧

同時代ドキュメンタリー作家に関する一考察(2010.8.)

「他者=他なるもの」とは、おそらく、この「わたし」に特有の体験からやってくる共感や理解をはねつけるような固有の実存を抱えた存在だろう。 梶井洋志の制作した『遺言なき自死からのメッセージ』は、そのことを強く意識させる。梶井は、父親の自死という…